はじめに
田川地区水道企業団は、県営伊良原ダムを水源として、田川地域に安全でおいしい水の安定供給を図ることを目的に、 平成元年に一部事務組合として設立しました。
平成13年には企業団浄水場が完成し、伊良原ダムの完成は遅延していましたが、 耶馬渓ダムから日量14,700立米の原水の供給を受けることにより、構成団体に水道用水を暫定的に供給しておりました。
平成30年には伊良原ダムも完成し、日量25,700立米の供給ができることとなりました。
企業団設立の趣旨
田川地区水道企業団は、平成元年に当時の田川市、川崎町、糸田町、金田町、赤池町の5団体 (現:田川市、川崎町、糸田町、福智町の4団体)で設立しました。
この地域の水道用水は、その大部分を地下水、表流水に依存しており、 その水質は、表流水にあっては、生活排水による汚濁の進行、また地下水にあっては、 炭鉱の坑道水や地質等の影響により、鉄・マンガン等の蒸発残留物を多く含有しており、 さらに地下水取水による地盤沈下の恐れがある等、良質な水道水確保及び安定供給が懸念される状況に ありました。
このことから、これら「量と質」の問題を解消し、広域的な水道整備を図るため、 県営伊良原ダム建設事業に参画し、日量27,000立米の原水を確保することとなりました。
企業団概要
企業団の組織
- 議会13名(田川市5名、川崎町3名、糸田町2名、福智町3名)
- 運営協議会4名(田川市長、川崎町長、糸田町長、福智町長)
- 幹事会
- 監査委員2名(識見監査委員1名、議会選出監査委員1名)
- 企業長:1名(各市町の首長から互選)
- 副企業長:3名
企業団のあゆみ
- 平成元年9月
- 田川地区水道企業団設立
(当時の構成団体:田川市、金田町、川崎町、糸田町、赤池町)
- 平成2年12月
- 用水供給事業認可
- 平成13年3月
- 田川地区水道企業団浄水場完成
- 平成13年8月
- 暫定分水により一部供用開始 (1日最大 14,700立米)
- 平成18年3月
- 福智町発足(旧金田町、赤池町、方城町の合併)
- 平成30年4月
- 伊良原ダム竣工により、ダムからの取水開始
- 平成31年4月
- 経営の一体化により1市3町の水道事業認可
- ~田川広域水道企業団に名称変更~
- 令和5年4月
- 用水供給事業と1市3町水道事業を統合
- (用水供給事業と1市3町の事業を廃止、田川広域水道企業団水道事業を創設認可)
- 令和5年7月
- 令和5年度優良地方公営企業総務大臣表彰受賞
田川広域水道企業団 例規関係
- 田川広域水道企業団規約[PDF]
- 田川広域水道企業団給水条例[PDF]
- 田川広域水道企業団給水条例施行規程[PDF]
- 田川広域水道企業団監査基準[PDF]
このページのお問い合わせ
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